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概要
ワイド文字列を連結する。
ヘッダ
wchar.h
形式
wchar_t* wcscat(wchar_t* restrict s1, const wchar_t* restrict s2);
引数
s1
連結先の文字列。
s2
連結元の文字列。
戻り値
s1 を返す。
詳細
s1 の末尾に s2 を連結する(s1 の末尾にあったヌル文字が s2 の先頭の文字で上書きされる)。
注意
s1 が指す配列に、連結後のワイド文字列を許容できるだけの大きさが必要である。不足していた場合、バッファオーバーフローになるので、その結果は未定義である。 連結結果が含まれる範囲と、連結元の範囲とが重複していた場合の動作は未定義である。
使用例
#include <stdio.h> #include <wchar.h> int main(void) { wchar_t s[80]; wcscpy( s, L"abcde" ); wcscat( s, L"fghij" ); wprintf( L"%s\n", s ); }
実行結果:
abcdefghij
関連
連結する文字数を指定できる wcsncat関数もある。 マルチバイト文字列の連結のために、strcat関数が使える。
解説章
return 0;
’2018/4/17 全体的に文章を見直し修正。
’2018/1/22 新規作成。
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