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概要
コマンドプロセッサへ文字列を引き渡す。
ヘッダ
stdlib.h
形式
int system(const char* s);
引数
s
コマンドプロセッサへ渡す文字列。 ヌルポインタを指定した場合は、コマンドプロセッサがあるかどうかを確認するという意味合いになる。
戻り値
引数s がヌルポインタでない場合には、処理系定義の意味を持った値を返す。 引数s がヌルポインタの場合には、コマンドプロセッサがあれば 0以外の値、なければ 0 を返す。
詳細
文字列をコマンドプロセッサへ渡して実行させる。コマンドプロセッサがあるかどうか、どのような機能を持っているかは、環境ごとに異なる。
注意
使用例
※この例は、Windows環境でのもの。
#include <stdio.h> #include <stdlib.h> int main(void) { if( system( NULL ) == 0 ){ fputs( "コマンドプロセッサは存在しません。\n", stderr ); } else{ system( "copy /B test.txt test_copy.txt" ); } }
実行結果:
1 個のファイルをコピーしました。
関連
解説章
第44章
return 0;
’2018/4/20 「NULL」という表記を「ヌルポインタ」に修正。
’2018/4/17 全体的に文章を見直し修正。
’2018/1/22 新規作成。
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