tanl | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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tanl関数

概要

正接を計算する。

ヘッダ

math.h

形式

long double tanl(long double x);

引数

x

求める角のラジアン値。

戻り値

引数x を角θのラジアン値としたときの正接。

詳細

いわゆる三角関数のタンジェントを求める関数である。

注意

使用例

#include <stdio.h>
#include <math.h>

#define DEG_TO_RAD(deg)  ((deg) / 180.0 * 3.14159265358979323846)  // 度からラジアンへの変換

int main(void)
{
    long double deg = -80.0L;

    for (int i = 0; i <= 16; ++i) {
        printf("tan(%.1Lf) = %Lf\n", deg, tanl(DEG_TO_RAD(deg)));
        deg += 10.0L;
    }
}

実行結果:

tan(-80.0) = -5.671282
tan(-70.0) = -2.747477
tan(-60.0) = -1.732051
tan(-50.0) = -1.191754
tan(-40.0) = -0.839100
tan(-30.0) = -0.577350
tan(-20.0) = -0.363970
tan(-10.0) = -0.176327
tan(0.0) = 0.000000
tan(10.0) = 0.176327
tan(20.0) = 0.363970
tan(30.0) = 0.577350
tan(40.0) = 0.839100
tan(50.0) = 1.191754
tan(60.0) = 1.732051
tan(70.0) = 2.747477
tan(80.0) = 5.671282

関連

float型版の tanf関数、double型版の tan関数がある。
余弦は cosl関数、正弦は sinl関数で、逆正接は atanl関数、および atan2l関数で求められる。

解説章

第48章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/18 全体的に文章を見直し修正。

’2018/4/6 「注意」の内容が、一般的な浮動小数点数演算の注意にすぎないので、一部を削除した。

’2018/1/22 新規作成。



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