setlocale | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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setlocale関数

概要

ロケールに関する設定を行う。あるいは設定を問い合わせる。

ヘッダ

locale.h

形式

char* setlocale(int category, const char* locale);

引数

category

変更する機能のカテゴリ。

標準で用意された以下のマクロ、

あるいは、処理系が独自で追加した LC_ で始まる名称のマクロのいずれかを与える。

locale

対象のカテゴリに与える文字列。あるいはヌルポインタ。

戻り値

成功した場合は、変更前の(引数locale がヌルポインタの場合は現在の)文字列。失敗した場合は、ヌルポインタ。

詳細

引数category で指定したカテゴリのロケールを、引数locale の文字列で変更する。引数locale に使用できる文字列の内容は環境に応じて異なる。

引数locale がヌルポインタの場合は、現在のロケールを問い合わせる。

引数locale に "" を指定した場合、実行環境で定義されている標準の設定を使うことを意味する。また、“C” を指定した場合は、C言語の規格で定義された環境(Cロケール)を使うことを意味する。setlocale関数によって設定を変更するまでは、デフォルトでCロケールが使用される。

注意

返されたポインタが指す文字列は書き換えてはならない。

使用例

#include <stdio.h>
#include <locale.h>

int main(void)
{
    char* s = setlocale(LC_ALL, NULL);
    puts(s);

    s = setlocale(LC_ALL, "");
    puts(s
}

実行結果:

C
Japanese_Japan.932

関連

解説章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/20 「NULL」という表記を「ヌルポインタ」に修正。

’2018/1/22 新規作成。



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