fwprintf | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

トップページC言語編標準ライブラリのリファレンス(名前順)

トップページC言語編標準ライブラリのリファレンス(ヘッダ別)


fwprintf関数

概要

任意のストリームへ、変換指定に沿って変換されたワイド文字列を出力する。

ヘッダ

stdio.hwchar.h

形式

int fwprintf(FILE* restrict stream, const wchar_t* restrict format, …);

引数

stream

出力先のストリーム。

format

変換指定を含んだ、あるいは含まないプレーンな文字列。

format に含まれている変換指定子に対応した個数のパラメータ。

戻り値

正常に終了した場合は、出力した文字数が返される。エラー発生時は負数が返される。

詳細

結果を任意のストリームへ出力することを除き、wprintf関数と同様であり、同じ機能を持つ。

注意

必要な個数の実引数が指定されていない場合の動作は未定義。余分に指定されている場合には、評価は行われるが、fwprintf関数としては無視する。

使用例

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main(void)
{
    FILE* fp = fopen("test.txt", "w");
    if (fp == NULL) {
        exit(EXIT_FAILURE);
    }

    fwprintf(fp, L"%d %3d %03d", 10, 10, 10);

    if (fclose(fp) == EOF) {
        fputs("ファイルクローズに失敗しました。\n", stderr);
        exit(EXIT_FAILURE);
    }
}

実行結果 (test.txt)

10  10 010

関連

マルチバイト文字版は、fprintf関数である。
標準出力への出力に特化した、wprintf関数がある。変換結果をワイド文字の配列に格納するには swprintf関数を使う。
引数に … ではなく、va_list を使う vfwprintf関数がある。

解説章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/8 「戻り値」の内容を修正。

’2018/2/1 C言語編全体で表記を統一するため、「フォーマット指定」を「変換指定」に改めた。

’2018/1/22 新規作成。



標準ライブラリのリファレンス(名前順)のトップページへ

標準ライブラリのリファレンス(ヘッダ別)のトップページへ

C言語編のトップページへ

Programming Place Plus のトップページへ



はてなブックマーク に保存 Pocket に保存 Facebook でシェア
X で ポストフォロー LINE で送る noteで書く
rss1.0 取得ボタン RSS 管理者情報 プライバシーポリシー
先頭へ戻る