生体認証 | Programming Place Plus 用語集

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名称

解説

人それぞれ異なる、身体的または行動的な特徴を利用した認証方式や認証技術のことです。

具体例として、指紋や顔、光彩、静脈、声紋といった身体的特徴を使うものや、筆跡・筆圧や歩き方、キーボードを打鍵する際の癖(キーストローク認証)といった行動的特徴を使うものがあります。

生体認証は、パスワードを使ったり、スマートフォンなどの所有物を使ったりする方法に比べると、盗まれる可能性が低いため、ほかの人間になりすまされることを防ぐ効果が高いといえます。また、記憶や所有物に頼らないため利便性が高いといえます。

一方で、人間の特徴に頼ることには不安定な面があったり(加齢や体調による変化、病気やけがの影響など)、非常によく似た特徴をもつ他人(一卵性双生児ののように)を認証してしまうことがあったりする欠点もあります。前者の場合は正規のユーザーなのに認証に失敗し、後者の場合は他人を正規のユーザーと誤認識してしまいます。また、生体認証のすべてではないにせよ、作り物を使った方法などで認証を突破できてしまう事例が報告されるケースもあり(そして一度そうした方法で突破されると、本人の特徴は変更できないため、取り返しがつかない)、パスワードなどのほかの認証方法と組み合わせて使う(多要素認証)ことが現実的となっています。


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