tolower | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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tolower関数

概要

大文字から小文字へ変換する。

ヘッダ

ctype.h

形式

int tolower(int c);

引数

c

対象の文字。

戻り値

引数c を小文字に変換可能であれば、変換した結果を返す。変換できない場合は、引数c をそのまま返す。

詳細

ロケールの LC_CTYPE カテゴリの影響を受ける。ロケールによっては、対応する文字が複数個あり得るかもしれないが、つねにその中の同じ1つを返す。

注意

使用例

#include <stdio.h>
#include <ctype.h>

int main(void)
{
    printf("%c\n", tolower('a'));
    printf("%c\n", tolower('A'));
    printf("%c\n", tolower('!'));
}

実行結果:

a
a
!

関連

小文字から大文字への変換は、toupper関数で行う。また、小文字かどうかは islower関数で判定できる。
ワイド文字版の towlower関数がある。

解説章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/22 解説中で C95 を(C89 に対して)特別扱いしないように修正。そもそもC言語編は C95ベースなので、余計な説明は省く。

’2018/4/18 ロケールの影響を受けることを追記。

’2018/1/22 新規作成。



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