islower | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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islower関数

概要

小文字かどうか判定する。

ヘッダ

ctype.h

形式

int islower(int c);

引数

c

判定する文字。

戻り値

引数c が小文字であれば 0以外を返し、そうでなければ 0 を返す。

詳細

ロケールの LC_CTYPE カテゴリの影響を受ける。
“C”ロケールの下では、小文字のアルファベットである。

注意

引数c が 0~UCHAR_MAX あるいは EOF のいずれかに含まれていない場合の動作は未定義である。

使用例

#include <stdio.h>
#include <ctype.h>
#include <limits.h>

int main(void)
{
    for (int i = 0; i < UCHAR_MAX; ++i) {
        if (islower(i)) {
            printf("%c (%x)\n", i, i);
        }
    }
}

実行結果

a (61)
b (62)
c (63)
d (64)
e (65)
f (66)
g (67)
h (68)
i (69)
j (6a)
k (6b)
l (6c)
m (6d)
n (6e)
o (6f)
p (70)
q (71)
r (72)
s (73)
t (74)
u (75)
v (76)
w (77)
x (78)
y (79)
z (7a)

関連

大文字かどうかは、isupper関数で判定できる。
ワイド文字版の iswlower関数がある。

解説章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/22 解説中で C95 を(C89 に対して)特別扱いしないように修正。そもそもC言語編は C95ベースなので、余計な説明は省く。

’2018/4/10 ロケールに関する記述を追加。

’2018/1/22 新規作成。



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