gmtime | Programming Place Plus C言語編 標準ライブラリのリファレンス

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gmtime関数

概要

カレンダー時間から、協定世界時(UTC) を得る。

ヘッダ

time.h

形式

struct tm* gmtime(const time_t* t);

引数

t

カレンダー時間が格納された time_t型</a.の値を指すポインタ。>

戻り値

UTC が格納された tm構造体を指すポインタが返される。失敗した場合は、ヌルポインタが返される。

詳細

注意

返されるポインタは、標準ライブラリ内のどこかにある静的記憶域期間を持った構造体変数を指している。この構造体変数の内容は、他の標準ライブラリ関数の呼び出しによって上書きされることがある。たとえば、次回の gmtime関数や localtime関数の呼び出しで上書きされるかもしれない。そのため、あとで結果を使う場合は、コピーを取っておくべきである。

使用例

#include <stdio.h>
#include <time.h>

int main(void)
{
    time_t t = time(NULL);
    struct tm* utc = gmtime(&t);

    puts(asctime(utc));
}

実行結果

Sun Apr 03 04:07:27 2011

関連

カレンダー時間から、ローカル時間を得るには localtime関数を使う。

解説章

第51章


参考リンク


更新履歴

’2018/4/20 「NULL」という表記を「ヌルポインタ」に修正。

’2018/4/5 「注意」の文章を修正(内容的な変更はない)

’2018/1/22 新規作成。



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